ビデオパフォーマンスの最適化

ビデオパフォーマンスを向上させるためにはいくつかのポイントがあります。

ビデオファイルがDV AVIの形式の場合、外部DV機器に動画表示させた方が、パフォーマンスは向上するでしょう。詳細については、外部DV機器にビデオを表示するを参照してください。

現在タイムを頻繁に変更したり、ループ再生するようなケースでは、ビデオファイルに十分なキーフレームがあることを確認してください。ビデオの各フレーム（1コマ）の画像は、その直前のキーフレームをもとに生成されます。キーフレームレートは、ファイル > エクスポート > ビデオコマンドを実行して、新たなビデオファイルとしてエクスポートすることで変更できます。Cinepakなどの適切なビデオコンプレッサーを選択し、キーフレームレートパラメーターを1～5の数値に変更します。値1ではすべてのフレームがキーフレームになり、1より大きい値ではそれまでのフレームの後にキーフレームが挿入されます。

ビデオのプロパティ（トリミングタイム、開始タイムなど）を変更していると、ビデオ表示に負担がかかるようになります。ファイル > エクスポート > ビデオコマンドを使って、ビデオのプロパティが適用された新たなビデオファイルを作成し、そのファイルをインポートすることで、表示の負担を軽減できます。

サウンドトラックの制作過程では、ビデオの解像度は320×240で十分でしょう。ビデオのプロパティダイアログのレンダリングタブで、ビデオサイズを変更すると、より高い解像度の素材であっても、表示サイズだけを小さくすることができます。高い解像度のままプレビューすると、ビデオの表示に負担がかかり、サウンドトラックの制作にも支障を来しかねません。

 

 

関連項目：

サムネイル表示部を使う