マルチアウト対応プラグインシンセ

マルチアウト対応プラグインシンセでは、プラグインシンセの持つすべての出力を異なるシンセトラックで受信することができます。これで、プラグインシンセで使う音色それぞれに違うプラグインオーディオFXを使うことができます。たとえば、プラグインシンセが同時に16音色使い、4つの出力があるとしたら、そのプラグインシンセの4つの出力に対応するシンセトラックのプラグイン設定を使って、4種類の異なるエフェクトがかけられます。プラグインシンセが同時に8音色使い、8つの出力があるとしたら、8つのシンセトラックと8つのエフェクトを使うことができます。エフェクトや音色数を増やしたいときは、新しいコピーの出力のオーディオトラックを使って、プラグインシンセのコピーを挿入します。それぞれの音色に違うプラグインを使わなくても良い場合や、プラグインシンセの内蔵エフェクトを使いたい場合は、すべての出力を1つのオーディオトラックに出力することもできます。

シンセの挿入オプションダイアログには、プラグインシンセの出力にそれぞれシンセトラックを自動作成するオプションとプラグインシンセのマスター出力を作成するオプションがあります。同じプラグインシンセを追加で挿入した場合、別のインストゥルメントとみなされ、シンセラックの新しいモジュールとして表示されます。名前の後に付く番号で見分けることができます。

操作手順については以下のトピックを参照してください。

シンセラックの使用

シンセトラック

プラグインシンセを使う

プラグインシンセによる再生

プラグインシンセをオーディオに変換する

プラグインシンセをミュートまたはソロにする

トラック、バスからプラグインシンセを削除する