クロックソース（SONARをマスターとして使う）

独自のクロックやタイミング信号を持つ外部機器を一切使わずに、SONARを単独で使用する場合や、SONARを外部機器のマスターとして同期する場合は、インターナルまたはオーディオのうちのどちらかのクロックを使ってください。

MIDIのみで構成されているプロジェクトでは、クロックをインターナルに設定してください。この場合、SONARはコンピュータやコンピュータのMIDIインターフェースに内蔵されたクロックをタイミングソースとして使用します。プロジェクトにMIDIデータしか含まれていない（オーディオが含まれていない）場合は、これが最も効果的な再生方法です。

オーディオを含むプロジェクトや、プラグインシンセを扱うプロジェクトの場合は、クロックをオーディオに設定してください。オーディオに設定することによって、サウンドカードのクロックがオーディオ再生の正しい速度を決定し、オーディオに合わせて自動的にMIDIの再生を同期させます。詳細については、システムコンフィギュレーションを参照してください。

インターナルまたはオーディオのどちらかをクロックソースとして使う場合、SONARをMIDIタイムコード（MTC）またはMIDIクロックのマスターにして、他のMIDI機器を動作させるように設定することもできます。詳細については、MIDIクロックによる同期を参照してください。SONARのクロックマスターの設定にかかわらず、SONARからMTCを送信させることができます。

インターナルクロックソースを使う方法

次のいずれかを実行します。

編集 > 環境設定 > プロジェクト > クロックを選択し、インターナルを選択します。

コントロールバーのシンクモジュールで、同期オプションボタンをクリックし、ポップアップメニューからインターナル同期を選択します。

図521. シンクモジュール

A：MTCフォーマット  B：受信タイムコード  C：同期の種類

オーディオクロックソースを使う方法

次のいずれかを実行します。

編集 > 環境設定 > プロジェクト > クロックを選択し、オーディオを選択します。

コントロールバーのシンクモジュールで、同期オプションボタンをクリックし、ポップアップメニューからオーディオ同期を選択します。