V-Vocal Region FXクリップ

 

メモ：V-Vocalは、SONAR X3以降のCelemony Melodyne essential（Melodyne（PlatinumおよびProfessionalのみ）を参照）に置き換えられました。ただし、V-Vocalをサポートする、以前のバージョンのSONAR ProducerまたはStudioもインストールされている場合、V-VocalはSONAR X3以降でも表示されます。

V‑VocalはRolandのVariPhraseテクノロジをSONARに組み込んだボーカルプロセッサです。モノフォニックサウンド、特にボーカル向けに設計されているV‑Vocalは、ノートとフレーズのピッチ修正、フォルマントの編集、必要ならばビブラートの追加、そしてタイミング修正ができます。

V‑Vocal Region FXクリップの管理方法を以下の手順によって説明します。V‑Vocalの使用について詳しくは、V-Vocalエディタを開くを参照してください。

V‑Vocal Region FXクリップを作成するには

1.	使用したいオーディオデータを選択します。

2.	トラックビューのRegion FX > V‑Vocal > Create Region FXコマンドを使用します。またはクリップを右クリックし、クリップ表示部のポップアップメニューからRegion FX > V‑Vocal > Region FXの作成を選択します。

選択したオーディオ範囲はV-Vocal Region FXクリップに変換され、MultiDockビューにV-Vocal Editorが表示されます。

V‑Vocalエディタを開く

編集したいクリップのV‑Vocalインターフェースが開いていない場合、V‑Vocal Region FXクリップを右クリックし、表示されたメニューからRegion FX > V‑Vocal > エディターを起動を選択してください。V‑Vocal Region FXクリップをダブルクリックすることで開くこともできます。

V‑Vocal Region FXクリップを移動、編集、コピーする

標準の編集コマンド（ナッジ、ドラッグ＆ドロップ、スリップ編集その他）を使ってクリップを移動、編集、またはコピーします。

メモ：プロセス > エフェクトの反映 > ノーマライズやプロセス > エフェクトの反映 > ゲインなどのノンリアルタイム処理コマンドは、V‑Vocal Region FXクリップでは動作しません。

1つのV‑Vocal Region FXクリップをバイパス/バイパス解除する

V‑Vocal Region FXクリップを右クリックし、表示されたメニューからRegion FX > V‑Vocal > Region FXをバイパスを選択します。

V‑Vocal Region FXクリップをバイパスすると、元のオーディオクリップが再生されるようになります。Region FX をバイパスが有効になっている場合、V‑Vocalエディタのバイパスボタンが赤く点灯します。

プロジェクト中のすべてのRegion FXクリップをバイパス/バイパス解除する

Region FXクリップを右クリックし、表示されたメニューからRegion FX > すべてのRegion FXをバイパスを選択します。

V‑Vocal Region FXクリップを削除するには

V‑Vocal Region FXクリップを選択して、編集 > 削除コマンドを実行するか、キーボードのDeleteキーを押します。

メモ：V‑Vocalの各コマンドは、V‑Vocalクリップ中のRegion FXアイコンをクリックして実行することもできます 。

 

関連項目：

V-Vocalエディタを開く

ARAオーディオランダムアクセス

Region FXの使用

Melodyne（PlatinumおよびProfessionalのみ）

VocalSyncによるオーディオの自動タイミング調整（Platinumのみ）