オートメーションレーンコントロール

オートメーションレーンのほとんどのコントロールは、トラックのコントロールと同じです。

図488. オートメーションレーンコントロール

A：オートメーションレーン B：選択レーン C：レーンの削除 D：レーンの追加 E：オートメーションの再生オン/オフ F：オートメーションの記録オン/オフ G：編集フィルター H：パラメータースライダー

以下のコントロールが各オートメーションレーンで表示されます。

レーンの削除 ：レーンを削除しますが、既存のオートメーションエンベロープは保持します。

レーンの追加 ：クリックしたレーンの下に新しいレーンが挿入されます。各トラックのレーン数に制限はありません。オートメーション可能なパラメーターは、以下の順番で自動的に新しいオートメーションレーンに割り当てられます。

オーディオトラックおよびインストゥルメントトラック：

1.	既存のオートメーション（優先順位は2～6と同じ）

2.

トラックボリューム

3.

トラックパン

4.

トラックミュート

5.	ProChannelモジュール（上から下、最初のパラメーターから最後のパラメーターへ）

6.	FXオートメーション（FXラックの最初のエフェクトから最後のエフェクトへ、最初のパラメーターから最後のパラメーターへ）

MIDIトラック：

1.	既存のオートメーション（優先順位は2～8と同じ）

2.

ボリューム

3.

パン

4.	オートメーションミュート

5.

強弱記号

6.

コーラス

7.

リバーブ

8.	アルペジエーター（最初のパラメーターから最後のパラメーターへ）

9.	MIDIエンベロープセクションダイアログ

オートメーション可能なパラメーターは、オートメーションレーンまたは親トラックで表示されますが、両方の場所で同時に表示されることはありません。オートメーションレーンでエンベロープを表示するよう選択した場合、そのエンベロープは親トラックには表示されなくなります。その逆の場合も同様です。既存のすべてのオートメーションエンベロープを別々のオートメーションレーンで開く場合は、Altキーを押しながら+ボタンをクリックします。

選択レーン：クリックすると、レーンとその親トラックを選択します。レーンではトラックと同じ選択操作がサポートされています。

編集フィルター：オートメーションレーンに表示するオートメーション可能なトラックパラメーターを指定します。他のオートメーションレーンで既に表示されているパラメーターはメニューに表示されますが、無効になっています。 メモ：クリップエンベロープには、親トラックまたは各テイクレーンでアクセスできます。

オートメーションの再生：レーンでのオートメーションの再生をオン/オフにします。

オートメーションの記録：レーンでのオートメーションの記録をオン/オフにします。オートメーション記録モードは、親トラックで指定されています。オートメーションの記録ボタンは、選択した記録モードを示します。

スライダー：オートメーションを記録するときはスライダーを使用して、割り当てたパラメーターをコントロールします。スライダーの位置は、エンベロープの現在の値を表します。

 

関連項目：

オートメーションレーンの使用

オートメーション

オートメーションの機能

オートメーションの作成

オートメーション記録モード（PlatinumおよびProfessionalのみ）

オートメーションタイムベース

オートメーションの再生と記録ボタン

フェーダーやつまみの動きを記録する

オートメーションレーン

オートメーションエンベロープの作成、編集

トラックのミュートのオートメーション

エンベロープモードとオフセットモード

MIDIコントローラをエンベロープに変換する

スナップショット

プラグインのオートメーション

外部MIDI機器からのオートメーションの記録