オートメーションレーンの使用

トラックのオートメーションレーンを表示/非表示にする

トラックのオートメーションレーンボタン をクリックします。

オートメーションレーンボタン は切り替え方式で、以前レーンに割り当てられたオートメーションのパラメーターだけを表示します。その他の既存のオートメーションのパラメーターは、親トラックに表示されます。

以前にオートメーションレーンが作成されていない場合は新しいオートメーションレーンが作成され、以下の優先順位リストに基づいてパラメーターに割り当てられます。

オーディオトラックおよびインストゥルメントトラック：

1.	既存のオートメーション（優先順位は2～6と同じ）

2.

トラックボリューム

3.

トラックパン

4.

トラックミュート

5.	ProChannelモジュール（上から下、最初のパラメーターから最後のパラメーターへ）

6.	FXオートメーション（FXラックの最初のエフェクトから最後のエフェクトへ、最初のパラメーターから最後のパラメーターへ）

MIDIトラック：

1.	既存のオートメーション（優先順位は2～8と同じ）

2.

ボリューム

3.

パン

4.	オートメーションミュート

5.

エクスプレッション

6.

コーラス

7.

リバーブ

8.	アルペジエーター（最初のパラメーターから最後のパラメーターへ）

9.	MIDIエンベロープセクションダイアログ

ヒント：カレントトラックでオートメーションレーンの表示と非表示を切り替える場合は、Shift+Aを押します。

オートメーションレーンボタンには3つの状態があります。

折りたたまれた状態（既存のレーンなし）：ボタンは反転表示されません 。

折りたたまれた状態（1つ以上の既存のレーンあり）：ボタンが薄い青色に光ります 。

展開された状態：ボタンが青色に光ります 。

新しいオートメーションレーンを挿入する

1.	トラックのオートメーションレーン ボタンをクリックします。

2.	次のいずれかを実行します。

レーンの追加ボタン をクリックします。

Shift+プラス（+）キーを押します。

新しいオートメーションレーンが作成され、以下の優先順位リストに基づいてパラメーターに割り当てられます。

オーディオトラックおよびインストゥルメントトラック：

1.	既存のオートメーション（優先順位は2～6と同じ）

2.

トラックボリューム

3.

トラックパン

4.

トラックミュート

5.	ProChannelモジュール（上から下、最初のパラメーターから最後のパラメーターへ）

6.	FXオートメーション（FXラックの最初のエフェクトから最後のエフェクトへ、最初のパラメーターから最後のパラメーターへ）

MIDIトラック：

1.	既存のオートメーション（優先順位は2～8と同じ）

2.

ボリューム

3.

パン

4.	オートメーションミュート

5.

強弱記号

6.

コーラス

7.

リバーブ

8.	アルペジエーター（最初のパラメーターから最後のパラメーターへ）

9.	MIDIエンベロープセクションダイアログ

パラメーターをオートメーションレーンに割り当てる

次のいずれかを実行します。

オートメーションレーンの編集フィルターをクリックし、オートメーションにポイントして、目的のトラックオートメーションのパラメーターを選択します。作成されたエンベロープがメニューの上部に太字で表示され、ほかのオートメーションレーンに割り当てられたオートメーションのパラメーターは灰色表示になります。

Shiftキーを押したまま、親トラックの編集フィルターでトラックパラメーターを選択します。

ヒント：選択した全トラックの新しいオートメーションレーンで同じパラメーターを開くには、Ctrl+Shiftキーを押しながら、選択した親トラックの編集フィルターでトラックパラメーターを選択します

作成したオートメーションエンベロープを別々のレーンで表示する

1.	トラックのオートメーションレーン ボタンをクリックします。

2.	Shiftキーを押しながら、オートメーションレーンでレーンの追加ボタン をクリックします。

既存のすべてのオートメーションエンベロープが、別々のオートメーションレーンに表示されます。

レーンを削除する

レーンのレーンの削除ボタン をクリックします。レーンが削除され、既存のその他のオートメーションエンベロープは親トラックに移動します。

メモ：オートメーションのパラメーターが既にオートメーションレーンに割り当てられていて、親トラックの編集フィルターで同じオートメーションのパラメーターを選択した場合、オートメーションのパラメーターは親トラックに移動し、オートメーションレーンは削除されます。

レーンを並べ替える

レーンで空のスペースをクリックし、そのレーンを目的の位置まで上または下へドラッグします。

図489. 空のスペースをクリックし、上方向または下方向にドラッグしてレーンを並べ替えます。

レーンのサイズを変更する

レーンの下の境界部分にマウスポインタを移動させ、カーソルが に変わったところで、上下にドラッグして目的のサイズに調整します。

レーンのサイズを変更すると、同じトラックやバスにあるほかのすべてのレーンが自動的に同じ高さに変わります。

図490. 境界線を上下にドラッグしてレーンのサイズを変更します。

レーンでトラックオートメーションを編集する

1.	トラックのオートメーションレーン ボタンをクリックします。

2.	オートメーションレーンの編集フィルターをクリックし、オートメーションにポイントして、目的のトラックオートメーションのパラメーターを選択します。作成されたエンベロープが、メニューの上部に太字で表示されます。

3.	グローバルツールを使用してオートメーションエンベロープを編集します。詳細については、ツールを参照してください。

レーンでクリップオートメーションを編集する

1.	トラックのテイクレーンボタン をクリックします。

2.	テイクレーンの編集フィルターをクリックし、クリップのオートメーションにポイントして、目的のクリップオートメーションのパラメーターを選択します。作成されたエンベロープが、メニューの上部に太字で表示されます。

3.	グローバルツールを使用してオートメーションエンベロープを編集します。詳細については、ツールを参照してください。

 

関連項目：

オートメーションレーン

オートメーションレーンコントロール

オートメーション

オートメーションの機能

オートメーションの作成

オートメーション記録モード（PlatinumおよびProfessionalのみ）

オートメーションタイムベース

オートメーションの再生と記録ボタン

フェーダーやつまみの動きを記録する

オートメーションエンベロープの作成、編集

トラックのミュートのオートメーション

エンベロープモードとオフセットモード

MIDIコントローラをエンベロープに変換する

スナップショット

プラグインのオートメーション

外部MIDI機器からのオートメーションの記録